どこよりも曖昧でない日本語教室

このページを偶然にも見つけてしまったあなたへ。
日本語教育の拡充が叫ばれる昨今、もしかするとあなた自身も教育に携わることがあるかもしれない。
中級以上の内容ではあるが、うっかり恥ずかしい教え方をしてしまわないための読み物として、どうぞどうぞ。

著者情報

ハンドルネーム「いぬ研究所」ユニークユーザID「head_jockaa」
本業はただのITであり、教育関係の経歴は特にない。
語学趣味に目覚め、タイ日ファンサブを手がけるほか比較言語の観点にもそこそこ強い。

教育方針

偏ったイメージによる解説は、正確な文法理解を妨げることにもなる。
好きなドラマのセリフばかりでなく、より多方面からの用例採集が欠かせない。
  1. 同じ言葉でも使い方次第で品性が変わってしまう可能性に注意を払うこと
  2. 庶民の言葉遣いを尊重し、みだりに汚い言葉であると決め付けないこと
  3. どのような言葉であれ、性別に関係なく自由に使ってよいという立場をとること
なお、ネット上のコンテンツも含めた日本語教育の問題点として、次のような物が挙げられる。
特に上品・下品あるいは男性的・女性的の二項対立に陥っている人が目立つ。
  1. タメグチの例文で特殊なキャラ付けをすることが多く、内容が乱暴になりやすい。
  2. 文法的観点からの調査が甘く、日本語は特殊で曖昧だとする俗説に惑わされやすい。
  3. あたかも日本人だけが人間的に優れているかのような言い回しが目立つ。
  4. なんでもかんでも男女別の言葉遣いにしなければ気が済まない。
  5. 時代遅れな教材『みんなの日本語』を未だに使い続けている。

語尾の使い分け方

「キャラ語尾」「役割語」のイメージを取り払って、本場ネイティブの終助詞の使い分け方を説明し尽くすことに世界で初めて成功した悪魔的副読本!!

〜だ。
〜んだ。
〜の。
〜よ。
〜ね。
〜な。
〜ぞ。
〜ぜ。
〜か。
〜さ。
〜や。
〜わ。
〜し。
〜て。
〜んだよ。
〜んだね。 / 〜んだよね。
〜のよ。
〜のね。
〜よね。 / 〜でしょ。 / 〜じゃん。
〜かな。 / 〜だろう。
〜じゃん。/ 〜じゃない。
〜です。 / 〜ます。
〜わよ。 / 〜わね。
〜かよ。 / 〜のか。 / 〜が。
〜かね。
〜かしら。
〜かい。 / 〜だい。
〜もん。
〜っけ。
〜なきゃ。
〜っと。 / 〜って。 / 〜なんて。
〜ってば。 / 〜っつの。 / 縮約形
〜たら。 / 〜れば。 / 〜と。
〜よな。 / 〜とも。 / 〜かも。
〜から。 / 〜ので。
〜けど。 / 〜のに。
格助詞
時制
独白体
命令形
俗語
敬語
擬音語
人称詞
声調(1)
声調(2)
声調(3)
建前・曖昧・省略・婉曲・反語
ネイティブだからと思って母語をナメてると、
↓こうなるぞ↓

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