新世紀・タイ語のよくある擬音語擬態語まとめページ
ウルトラスーパーデラックス

※ このページは、引き続き編集中です。

タイ語には 基本的に擬音語、擬態語がある。タイ語の擬音語とは、たとえば 紙を破く音「แคว่ก」雷が鳴る音「ครืน」船をこぐ音「แอด」「เอี๊ยด」など。その様子を表す音につながる言葉。
国内最強w の情報量を誇る、タイ語オノマトペまとめページにようこそ。

えーと、今日はアレだ、タイ語日和だな。
今日は、タイの漫画から拾い集めて来たいろいろなオノマトペを見て行こう。
単にボカーンズドーン言ってるだけではなく、大事な状況説明を担っている場合も少なくないから、意味はしっかり覚えておいた方がいいよ。

ちなみに、日本語のオノマトペ研究に対しては、別のページでいろいろ愚痴っている。
こちら -> 日本語研究にいろいろ愚痴を入れてみた




タイ語の擬音語・擬態語は表記の揺れが大きい。
声調は特に決まっていないので、その時々の気分で声調記号がいろいろ変わる。
また、それぞれの子音の組合せは保ちながらも、母音はいろいろと変わることがある。
語末の子音も変わったりするが、その辺の意味合いをどう解釈するかは引き続き調査中である。
二回以上繰り返す場合に「ๆ」の記号を使うこともあるが、デザイン上の都合で擬音語ではほとんど使われない。

กึก
[kɯ̀k] クッ、グッ

「こつん」ぐらいに、硬くて軽い小さい物などが当たる音。
人が体を緊張させて「ぐっ」とこらえる様子。


กึด
[kɯ̀t] クッ、グッ

「กึก」に比べると、もう少し力強く「ぐいっ」「ぎゅっ」と行く。


กึง
[kɯŋ] クン、グン

「ガンガン」という衝撃音。


กริ๊ง, กิ๊ง
[kríŋ] [kíŋ] クリン、キン

「チリーン」という鈴の音。他には電話や目覚まし時計など。
タイの学校のチャイムではこっちの方がよくあるらしい。
日本の学校みたいな「キーンコーン」は「กิ๊งกอง」で表す。


กริ๊ก
[krík] クリッ

「กริ๊ง」と同じような物だが、長引かない音。


กลิ้ง
[klîŋ] クリン、グリン

「ころころ」と転がって行く。


กลุก
[klùk] クルッ、グルッ

「ころっ」と倒れる。


กรรร
[krrr] グルルル

猛獣が「グルルル」と唸る声。


ก๊อง
[kɔ́ɔŋ] ガーン、ゴーン

「ゴーン」という音。
あるいは、「ガーン」という心理的衝撃。


กรุ๊บ, กร๊อก, กรอบ, กร๊าม
[krúp] [krɔɔk] [krɔɔp] [kraam] クルプ、クローッ、クラーム

スナック菓子などをバリバリ食べる音。
あるいは「バキッ」「ボキッ」と折れる音。


แกร๊ก, แกรบ
[krɛɛk] [krɛɛp] グレーッ、グラーッ

一般的に「ガチャガチャ」いう音や、頭をぼりぼりと掻くような音など。


เขย่า
[kʰajào] カヤオ

「シャカシャカ」と振り回す。


ครึ่ก
[kʰrɯ̂k] クルッ

崩れる音。


ครืด
[kʰrɯ̂ɯd] クルーッ

「ズズッ」と引きずる音。
ちなみに携帯のバイブレーションは、これ。


ครืน
[kʰrɯɯn] クルーン

日本の漫画でもおなじみの「ゴゴゴゴゴ」に相当する表現。
何か巨大な物が迫って来ることを表したりする。
元々は雷の擬音語。


คึ่ก
[kʰɯ̂k] クッ

元々はお湯が沸く時の擬音語。
「ครืน」と同じような物だが、あえて区別するなら、こちらは熱や空気で威圧するような表現。
「ドドドドド」とか。


ควับ, ขวับ
[kʰúap] クワッ

「ささっ」と体を動かす表現として広く使われる。


คว้าง
[kʰúaaŋ] クワーン

「ガラーン」という感じで、空間的に威圧する表現。


โครม
[kʰroom] クローム

最も典型的な衝突音・爆発音。「ドカーン」。


แคว๊ก, แคว่ก
[kʰuɛɛk] クウェーク、クウァーク

紙や布を「ビリッ」と破る。

เคร้ง, แคร๊ง
[kʰréeŋ] クレーン

例えば「がきーん」というような「แกร๊ก」よりも強い金属衝突音など。


แง่ง
[ŋɛ̂ɛŋ] ンゲーン

「がぅー」という犬のうなり声。


งับ, ง่ำ, งั่ม, หงับ
[ŋap] [ŋam] ンガプ、ンガム

「がぶっ」と行く。「ぱくっ」と食べる。


โงบ, เงบ
[ŋôop] [ŋêep] ンゴープ、ンゲープ

ふらつく。


จ๊าก
[tʃáak] ジャーッ

あきれた気持ちの混ざった絶叫。
「だぁー」とかでいいかな…。
なんとなく猿の鳴き声「เจี๊ยก(ジャーク)」に似てるような……


จิ้ม
[tʃîm] チム




จ๋อม, แจ๋ม
[tʃɔ̌ɔm] [tʃɛ̌ɛm] ジョーム、ジャーム、ジェーム

「ざぶざぶ」と泳ぐ。


ฉ่า
[tʃʰàa] チャー

料理で「じゅーっ」と焼く音。
恥ずかしさのあまりに顔が「かーっ」と赤くなる表現でもよく使う。


ฉึก, จึก, ฉูก
[tʃʰɯ̀k] [tʃɯ̀k] [tʃʰùuk] チュッ、チューッ

「ブスッ」と刺す。


ฉึบ, ชึ้บ
[tʃʰɯp] チュプ、ツッ

「ツンッ」という感じの、指先を使った動作。


ฉับ
[tʃʰàp] チャプ

はさみで切る。


ฉูด
[tʃʰùut] チューッ

切り裂いて血が出る様子など。
鼻血ブシューの場面でも使う。


ฉัวะ
[tʃʰùaʔ] チュワッ

「ブシュッ」「ズバッ」と切り裂く。


ชิ้ง
[tʃʰíŋ] チン

「キンッ」「チンッ」という金属の打撃音。
会話が途中で止まって「シーン」と静まり返る様子(…か、黙って睨み合ってる様子かもしれない)。
(音のない様子は「กริบ」でも表すらしい。)
珍しい使い方としては、何かをひらめいた時に「ชิ้ง」や「กิ๊ง」を使う。


ซ่า
[sâa] サー

「ざー」「じゃー」という、水と関係のある音。


แซ่ก
[sɛ̂ɛk] サーッ、セーク

茂みの中を歩く時のように「かさかさ」いう音。


ซีด, ซึม
[sîit] [sɯm] シーッ、スム

「ずーん」と気分が落ち込む様子。
いちおう、これは「青白い」という意味の言葉だ。


ซูม
[suum] スウム

日本語で言うならだいたい「ず」の音を伴う物。


ซู้ด, ฟืด
[súut] [fɯ̂ɯt] スウッ、フーッ

吸う。鼻をかむ。


ดุ่ย
[dùi] ドゥイ

「ごそごそ」とうごめく様子。


ดุ๊กดิ๊ก
[dúkdík] ドゥクディク

くねくね


ตี๊ก, ตี๊ด, ตี้กต่อก
[tík] [tít] [tîiktɔ̀ɔk] ティッ、ティクトーク

チクタク音やカチカチ音など。


ตึก
[tɯ̀k] トゥッ

タタタッと走る足音、またはそれに似た音など。


ตึกตัก, ตื่นเต้น
[tɯ̀ktàk] [tɯ̀ɯntêen] トゥクタク、トゥーンテーン

「ドキドキ」する事を表す擬音語。
「ตื่นเต้น」のほうは動詞として使う事が多いが、「わくわく」と訳した方が合うかなぁと思っている。

ตูม, ตุ้น
[tɯɯm] [tûn] トゥーム、トゥン

「ドーン」という爆発音。または、ぶつかる音。


ตึง
[tɯŋ] トゥン

「ドン」という衝撃。
「ตูม」に比べると衝撃は一点に集中している。


ตุบ
[tùp] トゥプ

「スタッ」と足を地面に付ける音や、「バタッ」と物を落とす音など。


ทรุด
[sút] スッ

これは「沈む」「陥没」という意味の言葉だが、ひざまずく様子を表すのに使うことがある。


บรึ้ม
[brɯ̂m] ブルム

ぼんっという爆発音。衝撃よりは爆風や煙の方を表現している。


บรืน
[brɯɯn] ブルーン、ブーン

「ブーン」という車の走る音。


บ๊วบ
[búap] ブワプ

「はむっ」と口にくわえる。

เบียด
[bìat] ビァッ

ぎゅうぎゅう詰め。
これはただの動詞かもしれない。


ปับ, ป๊าบ, ปุ่บ
[pàp] [páap] [pùp] パップ

バッと手を押し付けたり、また、それによって押さえつける表現。


ปึก, ปั่ก
[pɯ̀k] [pàk] プッ

比較的やわらかい物にぶつかる音。


ปี๊น
[píin] ピーン

「ピーッ」という長いブザー音。例えば車のクラクション音。

ปัง
[paŋ] パン

「バン」とドアを開け閉めする音。
「パン」とピストルの弾を撃つ音。


ปึง
[pɯŋ] プン

「バン」と叩き付ける。テーブルを叩く音など。


ปิ๊ง
[píŋ] ピン

「きらきら」と輝く様子。美しい物の形容にも使う。


ปึด
[pɯ̀t] プッ

むくむくっと言う肉体に関係する音。


บุ๋ม, บุ๋ง
[bǔm] [bǔŋ] ブム、ブン

ぶくぶく


บูด, ปึด, ปุด
[bùut] [pɯ̀t] [pùt] ブーッ、プッ

「ムッ」と、膨れっ面をする。


ปิ๊บ
[píp] ピッ

「ピッ」という電子音。


แปะ
[pɛ̀ʔ] パェッ

雨粒や水たまりが「ぴちゃっ」と触れる。
「ぺたっ」と貼る。薄っぺらい物が落ちる。
または、拍手をする音。
「แปะ」は普通に「貼る」という意味の動詞で使われる。


แปล๊บ
[plɛ́ɛp] プレッ

ひりひり

เปรี้ยง, เปรี้ยะ
[prîaŋ] [prîaʔ] プリャン、プリャッ

電気やひび割れなど「びりっ」と音を立てる物。
「ばちん」という音を立てて殴る時にも使う。


โป๊ก, ป๊อก
[póok] [pɔ́ɔk] ポーク

「ぽかぽか」たたく。ポカッとぶつける。


ผ่าง
[pʰàaŋ] パーン

日本の漫画でもよく使う「バーン」に相当する表現。
堂々と姿を現す様子。


ผงก
[pʰàŋòk] パゴク

「ぺこっ」と頭を下げて返事をする。


ผลอย
[pʰlɔ̌ɔi] プローイ

「ぽろっ」と小さい物がこぼれ落ちる様子。


เผล้ง
[pʰlêeŋ] プレーン

「パリーン」と割れる音。

เพี๊ยะ
[pʰíaʔ] ピャッ

「ぱしっ」とはたく音。

โผละ, แผละ
[pʰloʔ] [pʰlɛʔ] プロッ、プレッ

「ぐちゃっ」と破裂させる様子。


แผลบ
[pʰlɛʔ] [pʰlɛ̀p] プレップ、プラップ

「ぺろっ」となめる。

ผัวะ
[pʰùaʔ] プワッ

「ぼこっ」と殴ったり蹴ったりする音。


พั่บ
[pʰâp] パプ

「パタパタ」「バタバタ」。
ガクガク震える時にも使う。



コラム ガタガタガタのおはなし
震える系の英語表現は、ほじくり返せばボロボロ出てくるが、「ガタガタガタ…」は英語では……「tremble」辺りがピッタリ来るかなぁと思う。
これを某ゲーム(っていうか青鬼)の英語版では「*shivering*」と訳されていたが、あの場面で適当な言葉と言えるのかどうか……。
「ぶるぶる」という言葉を使わないで「ガタガタ」にしたのは、たぶん、戸棚までをも揺らす程びびってる様子を描こうとしたから。
「shiver」という単語を選んでしまうと、そこまでの描写はできない。
公式サイトの青鬼英語版は、なんか知らんが、まだ英語に対する愛が物足りない。まだ何か足りない。
ああ、それから、ゲーム「青鬼」は旧バージョンで人気を集めたようなもんだから、翻訳するならそれも全部翻訳して発表しなければならない。
二次創作やメディアミックスを盛り上げる流れを作ったのは、Ver.3とVer.5が大きく影響しているように見える。
最新バージョンは逆にキレイにまとめすぎていて、あの最新版だけ投げてよこして人気をとれるかどうかは正直微妙だな。

พราก
[pʰrâak] プラーク

涙を「だらだら」流す。


พรวด
[pʰrûat] プルワーッ

「ぶぅーっ」と吹き出す。また、体を乗り出したり、急に走り去る様子。


พลั่ก
[pʰlâk] プラッ

殴る蹴る以外の方法で衝撃を与える。体当たりなど。
また、液体をドバッと流す表現も、これと同じだ。


พรึ่บ
[pʰrɯ̂p] プルッ

「ぱっ」と突然、視界の中に物が現れる様子。


ฟิ้ว
[fíu] フィウ

「ひゅんっ」と風のようになびく。


ฟ้าว, เฟิ้ยว
[fáao] [fíao] ファーオ

「ふわーっ」と軽やかに飛ぶ。


ฟู่, ฟู่ว
[fûu] フゥー

「しゅーっ」と蒸発する様子。
「ふー」という空気の音。


ฟุ่บ, ฟึ่บ
[fûp] [fɯ̂p] フッ

「しゅっ」とまっすぐに飛んで行く様子。
例えば他には、布団をススッと掛ける時などに。


ฟุดฟิด
[fútfít] フッフィッ

「くんくん」とにおいをかぐ。


ย่อย
[jɔ̂ɔi] ヨーイ

どろーっと溶けるようになる。まあ「消化する」みたいな意味の動詞だけど。


สวบ, ซวบ
[swàp] スワプ

「がさがさ」と漁る音。もしくは「サクッ」という音。


วาบ, แว่บ
[waâp] [wɛ̂ɛp] ワープ、ウェープ

「ぴかぴか」と強い光を周囲に放つ。
ん…ちょっと待てよ。「แว่บ」の方は、点線の輪郭で表すみたいにふっと消える表現でも使うのか。


วิ้ง
[wíŋ] ウィン

強い光沢のある様子。
目などを「ぎらっ」と光らせる。


วิ้ว
[wíu] ウィゥ

「ひゅうう」と風が吹き抜けていく様子とか、高速で突っ込んで来る物とか。


วืด
[wɯ̂ɯt] ウーッ(カナで表しにくいが wu の音で)

気体や液体のようなものが「するするっ」と移動する様子。
比較的遅いスピードで動く様子。


วูบ, วู้ม, วูว
[wɯ̂ɯp] [wɯɯm] [wɯɯ] ウープ、ウーム、ウウ(これも wu の発音でお願い)

空気のような物が空中を移動する様子。
または「びゅんっ」と「v」の音を伴って移動する物。


โหยง
[jǒŋ] ヨンッ

不正を行っている所を気付かれたり、飛び上がるほど驚いたりして「ぎくっ」とする様子。


หงึก, งึก, แหง่ก, หงับ
[ŋɯ̀k] [ŋɛ̀k] [ŋàp] ングッ、ンガッ

「ひくひく」と麻痺する。


หมับ
[màp] マプ

手で物を握る。「がしっ」「ぎゅっ」


แหมะ
[mɛ̀ʔ] マェッ

「べたっ」「べちゃっ」

เอี๊ยด
[íat] イァッ

「ぎぃー」という音。
一番多いのは車のブレーキ音だが、他にもゴムのこすれる音に使ったりする。


อึก
[ɯ̀k] ウッ

「ごくごく」飲む。


เฮือก
[hûak] フゥァッ(FではなくHの音で)

人から罵られたり衝撃の事実を目の当たりにして、「ぎょっ」としたり「ぞっ」とする。




その他の表現

กรอด[krɔ̀ɔt] クローッ歯ぎしり
กราบ[kràap] クラープおじぎ、土下座
กริบ[krìp] クリプ音の無い様子
ก๊อก[kɔ́ɔk] コーッドアをノックする
ขีด[kʰìit] キーッ「きゅっ」とサインペンで書く音
ขลุก[kʰlùk] クルゥッずぶずぶ
ขยี้[kʰàjîi] カイィ目をこする
คลิ๊ก[kʰlík] クリッ英語のclick
โครก, คราก[kʰrɔ̂ɔk] [kʰrâak] クローッ、クラーッおなかがすいて激しく鳴る音
งัวเงีย[ŋuaŋia] グアギア眠い
งี้ด[ŋíit] ンギーッ犬の鼻声「キューン」
จิ๊บ[tʃíp] チプ小鳥のさえずり
จูบ[tʃùup] チュープキスする「チュー」
จอแจ, เจี๊ยวจ้าว[tʃɔɔtʃɛɛ] ジョージェー
[tʃíaotʃâao] ジィァオジャーオ
ざわざわ
จ๊อก, แจ๊ก[tʃɔ́ɔk] [tʃɛ́ɛk] ジョーク、ジェークおなかの鳴る音
จ้อง[tʃɔ̂ɔŋ] ジョーンじーっと見る
จ๋อย[tʃɔ̌ɔi] ジョーイしょんぼりする
ฉาด[tʃʰàat] チャーッ顔を平手打ちする「ピシャッ」
ซ่าฮา[sâahaa] サーハー一種の笑い声の形容……らしい
最近「お笑い」系の作品名に使われる事がある
แชะ[tʃʰɛʔ] チェッ、チャッカメラのシャッター音
ซิกซิก[síksík] シクシクしくしく泣く
ซุบซับ[súpsáp] スプサプひそひそ
เซ[see] セーふらつく
ด๊วบ[dúap] ドゥワプ「ちゅばっ」キスしたり、しゃぶったり
ดิ้น[dîn] ディンじたばた
ติ๋ง[tǐŋ] ティン「ぴちゃっ」という水滴の音
ดึ๋ง[dǐŋ] ディンぶよぶよした物「ぼよん」
ตู๊ด[túut] トゥーッ電話のツーツー音など
ติ๊งต่อง[tíŋtɔ̀ɔŋ] ティントーン「ピンポン」という呼び鈴
ต่องแต่ง[tɔ̀ɔŋtɛ̀ɛŋ] トーンテーン振り子のようにぶらぶら揺れる
บรู๊ว[brúua] ブルウァ犬の遠吠え
บรื๋อ[brɯ̌ɯ] ブルーおばけが「どろどろ〜」というイメージ
ปุ[pu] プ柔らかい物をぶつけるみたいな音
แปร๋น[prɛ̌ɛn] プレーン象の鳴き声
แป๋วแหวว[pɛ̌ɛowɛ̌ɛo] ペオウェオぴかぴか光る、真新しい
นุ่มนิ่ม[nûmnîm] ヌムニムふわふわ
น้วย, นัวเนีย[núai] [nuania] ヌワイ、ヌワニアべたべたし合うこと
แพร่ด[pʰrɛ̂ɛt] プレーッ、プラーッおなら
เมี๊ยว, เหมียว[míao] [mǐao] ミャオ猫の声
มึน[mɯn] ムンぼけっとする
ยิ้ม[jím] イムにこにこ
ลุกลี้ลุกลน[lúklíilúklon] ルクリールクロンおどおどする
โล่ง[lôoŋ] ローンがらんとしていて何も無い
วี๊ด[wíit] ウィーッ「きーん」というような音(例えばマイクのハウリング)
โวกเวก, โวยวาย[wôokwêek] ウォークウェーク
[wooiwaai] ウォーイワーイ
わいわい
สั่น[sàn] サン寒さなどで身震いする「ぶるぶる」
สลวย[sàlǔai] サルワイ髪がさらさら
สะดุ้ง[sàdûŋ] サッドゥン生理的な驚き「びくっ」
แสยะ[sàjɛ̀ʔ] サイェッにやっ
อึ้ง[ɯ̂ŋ] ウン唖然とする
อุแว้[ùwɛ́ɛ] ウッウェー赤ちゃんの泣き声「おぎゃあ」
อั๊กๆ[ákák] アクアクがぶがぶ飲む音、その他
เอื๊อก[ɯ́ak] ウァーク飲んだ物が喉を通る音「ごくごく」
เอ๋ง[ěeŋ] エーン犬の叫び声「キャン」
แอด[ɛ̀ɛt] エァーッ扉や床が「ぎしっ」ときしむ
ออด[ɔ̀ɔt] オーッブザー音
ห้ออ, ห้อด, หาว[hɔ̂ɔ] [hɔ̂ɔt] [hǎao] ホー、ハーオ犬の声
เหลือบ[lùap] ルアプちらっと見る
หวี่[wìi] ウィー虫の羽音「ブーン」
ฮือฮา[hɯɯhaa] フーハーがやがや


おまけ: 間投詞

ついでに、最後に間投詞もまとめてみる。
まあ、これぐらい知ってれば、だいたい良いんじゃないかなぁ。


กรี๊ด, กร๊าด[kríit] [kráat] クリーッ、クラーッ「ぎゃあ」「きゃあ」
คิก, คึก[kʰík] [kʰɯ́k] キッ、クッ笑う「けけっ」
แค่ก[kʰɛ̂ɛk] ケェッ咳をする「げほっ」
แง, แง้[ŋɛ́ɛ] ンエー泣き声「えーん」
งือ[ŋɯɯ] ンー「んんー」
งืม[ŋɯm] ンム寝言
แจ๊บ, คร่อก[tʃɛ́ɛp] [kʰrɔ̂ɔp] ジャーッ、クローッいびき
ชิ[tʃʰi] チッ舌打ち「ちっ」
โธ่[tʰôo] トォあきれ、いらだち「まったくもう」「ちくしょう」
แบร่[brɛ̀ɛ] ブレー舌を出す「べぇ」
บุ่ย, บู่ว[bùi] [bùu] ブイ、ブー不満を表す顔「ぶぅー」
ฟู่, ฟู่ว[fùu] フゥー息をする、息を吹きかける「ふー」
เย้[jée] イェー英語 yey
ย้าก[jáak] ヤーッ技を出す時の掛け声「やぁっ」
โย่ว[jôu] ヨゥあいさつ「よぉ」
ว๊าก[wáak] ワーッ生理的な驚き「わーっ」
ว้าย[wáai] ワーイ心理的な驚き「わあー」
แว้ก[wɛ́ɛk] ウェーッ驚きと不快感「ぎえー」
อ๊ะ[áʔ] アッ「あっ」
อ่า[àa] アー「あー」
อ๊าก[áak] アアッ攻撃を受けた時「ぐあっ」
อ้าม[âam] アーム食べる時の「あーん」
อ๊าย[áai] アーイ快感「ああー」
อ้าว[âao] アーオ「あれ?」「あら?」
อั่ก[àk] アッ衝撃をくらう「あっ」
อิอิ, ฮิฮิ[iʔi] [hihi] イッイ、ヒヒ笑う「ひひっ」
อึก[ɯ̀k] ウッ「うっ」
อื้อ[ɯ̂ɯ] ウゥyesの返事「うん」
อืม[ɯɯm] ウーム「うーん」と考え込む。または「うん」という返事。
อุ๋ย, อึ๋ย[ǔi] [ɯ̌i] ゥイ気持ち悪い「うぇ」
อุ๊บ[úp] ウプ腹に衝撃を受けたり、うっかり口を滑らせたり、笑いそうな時「うっ」「うぷ」
อูย[uui] ウーイ「うー」という程度の痛み
または、体に衝撃を受けた後に立ち上がる時
เอ, เออ[ee] [əə] エー、アーyesの返事「ええ」
言いよどむ時の「あー」
เอ๊ะ[éʔ] エッあきれる「えっ…」
เอ่อ[ə̀ə] アゥー「えーと」
เอ๋[ěe] ェエとまどい「ええ?」
เอ้า[âo] アオ掛け声「さあ」
เอ้ย[ə̂əi] ウーイ言い間違えた時に挟む声「あ〜」
แอ่ก, แอ้ก, แอ๊ฟ[ɛ̀ɛk] [ɛ̂ɛk] [ɛ́ɛf] エァッ頭部に衝撃を受けた時「ぐえ」「げふ」
อ๋อ, อ้อ[ɔ̌ɔ] [ɔ̂ɔ] オオわかった時「ああ」
โอ้[ôo] オォ驚き「おお!」
โอ๋ๆ[ǒo] ォオォオ「よしよし」とあやす時
โอ๊ย[óoi] オーイ痛い時「うぉー」
หนอย[nɔ̌ɔi] ノーイ思い通りに行かなかった時「くそー」
หวา, หวาว, ว๊าว[wǎa] [wáao] ワア、ワーオ恐怖または感動によって驚いて叫ぶ「うわあ」
หา[hǎa] ハア何かを悟ったり、相手からの知らせに驚いた時の「はっ!」
もしくは理解が及ばない時の「はあ?」
ห๊า, ห๊ะ[háa] [háʔ] ハッ文末に付くと「こら!」のようになる
หึ[hɯ] フ軽く笑う「ふっ」
หืม[hɯɯm] フーム考え込む「うーん」
หือ[hɯ̌ɯ] フウ疑問「ん?」
เห[hěe] ヘー返事「へえ」
แหะๆ[hɛʔhɛʔ] ヘヘッ照れ笑い「へへっ」
แหวะ[wɛ̌ʔ] ウェッげろを吐く時、吐きそうな時「げぇー」
แหม[mɛ̌ɛ] メエ「いやぁ、それほどでもぉ」「ほめてねえ!」の時の「いやぁ」
โห[hǒo] ホー返事「ほおー」、または大泣き
ฮ่ะๆ[hàʔhàʔ] ハハッ笑い声「ははは」
ฮา[haa] ハー文末に書かれている場合は(笑)を表す
ฮ้าว, หาว[háao] ハーオあくび「ふあー」
ฮึบ, ฮึด[hɯ́p] [hɯ́t] フッ力を入れたり、伸びをする時など「ふんっ」
ฮึ่ม[hɯ̂m] フム「ふんっ!」
ฮึก[hɯ́k] フッ泣き声「うっうっ」
ฮือ[hɯɯ] フー悲しい時のうめき声「ううー」
เฮ, เฮ้[hee] [hée] ヘー「やあ」という呼びかけや、観客の応援など
เฮ้ย[hə́əi] フーイツッコミ入れる時「おい!」
เฮ้อ, เฮ่อ[hə́ə] [hə̂ə] フー、ハーためいき「はぁー」
แฮ่[hɛ̂ɛ] ヘェゾンビや猛獣の声「がおー」
แฮ่ก[hɛ̂ɛk] ヘェッ、ハァッ息づかい「はぁはぁ」
โฮะๆ[hoʔhoʔ] ホホッおほほ笑い


ページの冒頭で言った通り、日本語オノマトペ研究に関するさまざまな愚痴は別ページで(笑)。
タイ語の擬音語について論文を書いている方々は他にもいらっしゃいましたが、いや、まあ本当ご苦労様でした。
まあ、あとは、あれだな、「タイ 漫画」でググったら文字通りに「Made in thailand」な漫画が出て来るようにならないと面白くない。
そんなこんなで、今後もニッチなコンテンツを企画していくので。
じゃあ、また。