日本語の語尾「かも」の使い方
「〜かも」も一応、挙げたほうがいいかも…
「〜かもしれない」の略。
ごくありふれた推量表現だから、改めて解説することはあんまり無いが…。
確信度の高い順に並べると「じゃん」「でしょ」「かな」「かも」で、「かな」がちょうど50%程度。
確信度が半分以下である「かも」を使った場合は「確かな事ではない」という念押しの意味が強い。
婉曲表現を避けて断定するのを良しとする幻想を抱いてる人がたまにいるが、そういう事ができるのは一握りの超能力者だけだ。
しがない一般庶民にとっては「この話に保証があるか否か」という注意書きが、余計なトラブルを避けるために欠かせない。
「かもしれない」の省略形
- 明日は晴れるかもね。
- 「ね」は文章を打ち切る用法があるため「〜かもね」という言い方ができる。
- 明日は晴れるかもよ。
- 「よ」で文章を打ち切ることは非常に稀だが、「〜かもよ」だけは例外的にそこそこ使われる。
- 明日は晴れるかもしれないぞ。
- それ以外の語尾をつける場合、原則「〜かも」という省略形にはできない。