本ページではフリーゲーム『オシチヤ』攻略情報を
簡単におさらいする。

主な攻略サイトは以下の通り。
攻略フローチャートやエンディングの見方については、
これらのサイトを参照してほしい。
どのサイトもそれぞれ載せている小ネタ情報が異なり、
また、完全に網羅はしていないので、いろいろ読んで見るといい。

攻略サイト1
攻略サイト2
攻略サイト3

第一印象としては、確かにややこしい謎解きゲームなので、
攻略スレでも相当に混乱している様子が見受けられる。
また上記の攻略サイトを読んでいても、
間違った記述を見かけることが少なくなかった。
そんなわけで、ここでもう一度整理しておこうかと思う。

アイテムの使い道について
妖怪図鑑について
宴会への誘い方について
火吹き婆の仕事について
坪庭の池について
エンディングの概要

アイテムの使い道について
最初の部屋の提灯を連れていくための物。
提灯(鬼灯) 火の玉を食べさせる時に使う。
すると名前が鬼灯に変わり、
暗い部屋でアイテムを拾ったり提灯に火を移したりできる。
また、雨の降る廊下で雷を避ける効果もあるようだ。
碁石・白
碁石・黒
どれか1つでも拾って部屋の外にでると、2人の妖怪が姿を消す。
これで人間の女の子でも安全に行動できる。
また、目目連の注目を反らす時にも使う。
金のボタン まずは、一つ目小僧を穴の中へ誘導するのに使う。
交換屋でのアイテム交換にも便利。
天狗を宴会に誘う時にも必要。このアイテムを渡さないとダメ。
間違えて別のアイテムを渡してしまった時も、これと交換しないと返してくれない。
破れ唐傘 唐傘お化けをごまかすことができる。
夏の渡り廊下で雨が降っている時、一回だけ雷から身を守る。
冬の渡り廊下で地蔵にかぶせると、人間の女の子でも通行可能になる。
河原の石 特別な使い道はないが、
坪庭の池に投げ込むアイテムとしては代表的。
狐のお面 一つ目小僧にあげると、目の穴の位置が合わないので、前が見えなくなる。
これで人間の女の子でも通り抜けられるようになる。
ただし、このアイテムが絶対必要な場面は特にない。
ムカデ油 厨房の向かいの部屋で寝ているお歯黒の傷を治す。
宴会に誘う必要がある時などに。
気をつけないといけないのは、お歯黒を治療する時期。
まだ一度も仕事を手伝ったことがない場合は、
厨房に入ったら即ゲームオーバーになってしまう。
この場合に、お歯黒を退けるイベントもあり、
聞耳頭巾を付けてトイレのネズミに話しかければ良いらしい。
鳥かご 子雀を連れて行くのに使う。
子雀 雀の家に帰す。
手鏡 メニューに「交換」という項目が追加され、
どこにいてもアイテムの受け渡しができるようになる。
鬼の面 使える回数が減るのは、鬼の面が無ければゲームオーバーになるイベントで、
なおかつテキストウィンドウの表示を伴った場合に限られる。
したがって、襲ってこない妖怪との会話では減ることはなく、
一つ目小僧や目目連の前をただ通り抜けるだけなら問題ない。
触っただけで減るようなことはない。
たとえば、寝ているお歯黒に話しかけて、箪笥の中をあさると、
どちらにも回数減少イベントが仕掛けてあるため、あわせて2回分減る。
透明お化けの場合は特殊で、灰をかぶってるか否かに関わらず、
廊下に入るだけで1回減る。
賭博部屋で座布団に乗る時には減らないようだ。
また、雨が降っている廊下で雷を避ける効果がある。
紛らわしいが、あと1回しか使えないというのは、
もうウィンドウの出るイベントでは割れてしまう状態である。
最低限使う必要がある場面は以下の2つ。
  • 料理を宴会場に運ぶ時。
  • 鬼と賭博で勝負をする時。
  • 火鼠の皮衣 炎に強くなるため、炎の部屋の中に無事に入ることができる。
    歌の紙片と効果が重複するため、特に役立つアイテムではない。
    小さな鍵 ほこらを開けてお札を取る時に使う。
    釣り竿 釣堀で使う。
    田螺の珠 井戸の釣瓶にこれを入れて下ろすと、水が湧き出して小さな鍵が手に入る……
    という攻略法もあるようだが、
    すねこすりに取りに行かせた方がずっと楽だろう。
    また、厨房のかまどに投げ込むと火が消えるという、
    一見すると無駄なイベントも存在するが、陽の側の部屋で炎が消えるらしい。
    宴会に6人誘うことになる。
    ザリガニ べつにこれを料理に使っても問題はない。
    宴会に3人誘うことになる。
    うなぎ 宴会に9人誘うことになる。
    人魚 宴会に15人誘うことになる。
    15人の集め方については、以下で述べる。
    中庭の方の釣堀にのみ出現するが、
    「釣りの極意」を読んでいなくても釣れる。
    というか、釣りの極意なしで軽々と釣り上げたこともある。
    聞耳頭巾 陽の側で同じ場所を調べると、頭巾を奪われてしまう。
    再びもらえることはないから注意だ。
    使える場所は、厨房の奥の格子窓、春の廊下の真中、トイレのネズミ。
    トイレのネズミは、お歯黒をどかしたい時の緊急措置。
    聞こえてくる会話は何種類かあり、ランダムで決まる。
    仔馬の人形を手に入れるには春の廊下で「埋める」話を、
    サイコロを手に入れるには厨房で「イカサマ」の話を聞く。
    灰壺 装備してから入ると灰をまくことができ、見えないお化けが見えるようになる。
    お化けの動きも鈍くなる。
    鬼の面も付けず、灰もまかずに廊下を走り抜けるのは不可能に等しい。
    歌の紙片 装備してから炎の部屋に入ると、炎を消すことができる。
    すねこすりにも持たせられるが、字が読めないので使えない。
    ここの炎が消えると厨房のかまどの火も消えるという関係にあるようだが、
    火吹き婆の仕事イベントには全く影響しない。
    配置図 布団の位置の描き方が紛らわしいので、
    陽の側の部屋を実際に直接見て確認した方がいいかもしれない。
    サイコロ これを手に入れることで、賭博でズルをされなくなる。
    ただし手荷物検査があるため、サイコロはすねこすりに持たせておく。
    これで、およそ半分の確率で勝てるフェアプレイになる。
    仔馬の人形 釣堀で妖怪を何度も釣り上げると、「許さん!!」でゲームオーバーになる。
    そんな時、このアイテムを持っていると身代わりとして働く。
    池の雨を止ませる時にも使える。
    いずれの場合でも1回しか使えない消耗品。
    風踏む草鞋 装備すると、歩くのが速くなる。
    小判 鬼との賭博勝負の掛け金に使う。
    これを持っていない場合は、自分の命を賭けることになる。
    花瓶 部屋を片付けている時に、机の上に置く。
    片付けが完璧だと評価されるためには、これも必要。
    花瓶を手に入れてから片付け部屋に行こう。
    陰の鈴
    陽の鈴
    陰陽の鈴
    グッドエンディングに行くためのイベントアイテム。
    陽の鈴は人間、陰の鈴はすねこすりが持つ物。
    逆だと、熱くて持てない。
    どの季節の廊下で拾うかによって、女の子の名前が決まる。
    鞠を拾わないと、名前は「はる」になり、BADENDにはならない。
    春に拾ったのに名前が「なつ」になるという現象は確かにある。
    設計ミスのような気がするのだが。
    名付け札 エンディングに向かう途中に出てくるアイテム。
    装備を外してしまうとグッドエンディングに進めなくなる。
    お札・井戸
    お札・厠
    お札・納戸
    お札・竃
    お札・橋
    お札・御柱
    お札・四辻
    グッドエンディングに行くためのイベントアイテム。
    祠に入れる順番は、どうでもいい。


    妖怪図鑑について
    若干の例外はあるが、テキストウィンドウの表示を伴うイベントで
    図鑑に登録されるのが原則。
    すねこすり
    提灯火
    ぬらりひょん碁石を手に入れる部屋。
    吸血木碁石を手に入れる部屋。
    一つ目小僧
    唐傘お化け話しかけよう。
    手の目
    雲外鏡
    闇のもの 提灯で灯りをつけて退治してしまうと、図鑑に残らない。
    その前に、すねこすりで話しかけておく。
    火吹き婆 ちょっと残念だが、宴会場では人を襲う妖怪に戻っている。
    お歯黒べったり厨房の向かいの部屋で寝ていた人。
    小袖の手アイテムの説明をしてくれる妖怪。
    送り雀あの井戸の上の親雀。
    大百足 金のボタンを拾った所の柵を閉じた時に現れる、あの巨大ムカデ。
    画面上に出現すれば良く、特に調べたりする必要はない。
    火の玉
    一つ目入道 階段の折り返しで見張りをしているか寝ている人に話しかける。
    井戸に落ちたすねこすりを助ける時にも現れるが、
    なぜかこの時は図鑑に登録されない。
    烏天狗
    目目連 障子紙が目だらけになってゲームオーバーになる、アレ。
    障子を開けて入ると囲碁の部屋があるが、
    どっちか欠けている方の色の碁石を置くと、
    目目連は囲碁の局面ばかりに気を取られてしまう。
    こいつを図鑑に登録するために必要なイベント。
    透明お化け 灰をかぶせて現れたお化け。
    透明な状態の時でも話しかけられる。
    鎌鼬
    網切り 宴会場で、切りたいなあとか言っている妖怪。
    のっぺらぼう 宴会場で、料理の催促をしてきた人。
    酒を運びに来た時に話しかけられるイベントでは登録されない。
    二口女 宴会場で踊っている人。後ろから話しかけても良い。
    ちなみに、後ろから話しかけると…?
    賭博部屋の方々。
    尻の目 トイレに入っていた人。
    宴会場では「人間を襲う類の妖怪」に設定されているが、
    トイレで用を足している時は襲ってこない。
    大黒天片付いた部屋に来ていた神様。
    弁天 宴会場で演奏している人。
    彼女自身は、人間を襲う妖怪ではない。
    河童
    白蛇
    水蜘蛛
    釣堀で時々釣り上げてしまう妖怪。
    出現条件は特に無く、いつでもどちらの釣堀にも出現する。
    妖怪を5回目に釣り上げた時はゲームオーバー……
    ということだから注意。


    宴会への誘い方について

    人魚を料理に使うと15人も集めることになる。
    やり方を知っていれば苦労する物ではないが、
    天狗と大黒天に会いに行けない状態だと手詰まりになるだろう。
    陰の側
    (1)一つ目小僧
    (2)唐傘お化け
    (3)交換屋の、手の目
    天狗を誘うのに必要になるため、金のボタンを取り戻しておくこと。
    交換屋がいなくなっても、机を飛び越えて勝手に交換できる。
    (4)お歯黒
    厨房の向かいの部屋で寝ている場合は誘えない。
    ムカデ油で治療をしよう。
    (5)厨房の火吹き婆
    (6)片付け部屋の大黒天
    陽の側
    (7)階段を見張ってる一つ目入道
    寝ている時であっても、話しかければ誘うことができる。
    (8)トイレの中の妖怪
    (9)(10)(11)(12)(13)賭博部屋の鬼
    (14)灰をかけると見える、透明お化け
    (15)天狗
    金のボタンを渡してから、また話しかける。

    火吹き婆の仕事について

    お茶と酒を運ぶ仕事は、冷めてしまって怒られる場合もある。
    手間をかけすぎると冷めてしまうのはもちろんだが、
    雨が降っている廊下を通っても冷めてしまう。
    (厳密に言うと、雷に打たれる地点まで来た時)
    部屋の片付けは「全然だめ」「ノーコメント」「なかなか」「完璧」の四段階評価。
    「全然だめ」でない限り、部屋に大黒天が来ているが、
    釣りの極意が欲しければ「完璧」という評価でなければならない。
    仕事がよくできれば、すぐに鬼の面がもらえるし、
    仕事の出来が最悪でも、何回か話しかければもらえる。
    もらった鬼の面の使用可能回数は、仕事の出来によって決まる。
    仕事中に使って消耗した分とは関係しない。
    ただ、出来が良いほど回数が多いというわけではないらしく、
    設定がちょっとおかしい。3~7の間で変動が見られる。
    7回欲しい人は、この
    感想ページ を読んでみよう。

    坪庭の池について

    ちょっと面白いだけのサブイベント。
    唯一得られるメリットは、唐傘お化けが襲ってこなくなること。
    全体としては厄介事が増えるので、本気でクリアしたいなら放っておきたい。
    池に投げ込む物は、水に浮かばない物なら何でも良い。
    また、妖怪を釣り上げてゲームオーバーになる状態に達していると、
    ここでも同じ目に遭うので注意。
    池に沈むアイテム
  • 碁石
  • 金のボタン
  • 河原の石
  • ムカデ油
  • 子雀
  • 手鏡
  • 小さな鍵
  • 田螺の珠
  • サイコロ
  • 仔馬の人形
  • 小判
  • 陰の鈴(手詰まり注意)
  • 陰陽の鈴
  • 池に沈まないアイテム
  • 破れ唐傘
  • 狐のお面
  • 鳥かご
  • 聞耳頭巾
  • 歌の紙片
  • 配置図
  • 風踏む草鞋
  • 上記以外のアイテムは、すねこすりに持たせられない。

    まず人間の女の子で、柵の向こうの石碑を見ると、書いてある文字を読み上げる。
    すると、すねこすりも石碑に書いてある事を理解している状態になる。
    柵の中に飛び込んで、池にアイテムを投げ込むと、池にだけ雨が降り始める。
    それと同時に、夏の渡り廊下でも雨が降り始めるが、
    人間の女の子で渡ろうとすると、途中で雷に打たれて危険である。
    なお、池に投げ込んだ物は、田螺の珠を入手した釣堀で取り戻せる。
    雨を止ませるには、同じ場所で仔馬の人形を使えば良いらしい。

    エンディングの概要

    END7
    ここにまだ残ることを選んで、すねこすりとのんびり暮らしている。
    時々鏡で人間界の様子を気にしながら。
    帰りたくなったら、また僕と冒険をしよう。
    GOODともBADとも言えないエンディング。

    END6
    闇の者の姿に変わってしまい、結局、元の場所へと走り去っていく。
    あの闇の者たちのいた暗い廊下で、
    連中に混じってワイワイはしゃぎ回ることになる。
    …というグダグダなBADEND。

    END5
    影になってしまった女の子は、とりあえず道を進み続けるが。
    死産になった子を悲しむ両親の話し声を、
    影になった女の子がふすま越しに聞く。
    本当のBADEND。

    END4
    人間の世界へ帰らないことに決め、ただ鞠だけが帰っていった。
    なぜ戻ってきたのかと叱られるが、
    名と光を奪われ、ここ薄暗闇の世界へ戻ってくることを認められる。
    その後、渡り廊下の庭で座っている女の子は、まるで妖怪のように見えるが…。
    本人として、これでよかったのか不明なエンディング。

    END3
    とりあえず無事に生まれることができるエンディング。
    向こうでの人生を思う存分楽しみ、そして77年後、
    再び女の子は、すねこすりの元に帰ってくる。
    最後の場面、屏風の裏に隠れているのは、77年を生きた老婆だろうか。
    以外に面白い演出。

    END2
    人間の世界へと歩いていく途中、すねこすりの姿は次第に薄くなっていく…。
    あれから元気に育った女の子は、神社で子供たちと遊んでいた。
    すると、子供たちの脚を何やら柔らかいものが走った。
    他の子供たちは気味悪がって帰っていくが、
    それは女の子には、どこかで覚えがあるものだった。

    END1
    すねこすりと一緒に人間の世界へと歩いていく。
    母親の見る前で、鞠を蹴ってみせている女の子。
    それはそうと、近所でまた新しく子供が生まれるらしい。
    なんとなく「あの名前」を付けた飼い犬が家に帰って来た。
    その犬は女の子の脚をすりつけると、また外へ遊びに行くのだった。